国民的人気女優の綾瀬はるかさん。
女優としての演技力はもちろんのこと、天然の明るさでも親しまれ、長年ドラマや映画・CMなどに引っ張りだこですね。
そんな綾瀬はるかさんは、現在docomoのCMでピアノをプロのように弾いているシーンが話題になっています。
今回は「怖すぎる」とまで声が上がったその綾瀬はるかさんの話題のCMについて調査してみました。
【動画】綾瀬はるかはピアノが弾ける?
引用元:フジテレビュー
2022年の春からは、初のフジ月9で連ドラを控えている綾瀬はるかさん。
しかしすでに2月23日から始まったdocomoの新CMでプロ並みのピアノ演奏を披露しており、大きな話題となっています。
そのCMがこちら
これを見て「綾瀬はるかってピアノも弾けるの?!」と思った人が多いようです。
しかしCM撮影後のインタビューでは、ピアノに関して「子どもの頃に習ってたきりで…久しぶりに鍵盤を触った」と語っていました。
子どもの頃に経験がある程度なので、実際はCMで披露したほどのピアノ技術はないということがわかりますね。
【調査】docomoのCM綾瀬はるかのピアノの曲名は何?
引用元:Real Sound
綾瀬はるかさんがCMで弾いていた曲を聴いて「どっかで聴いたことある…」と思った方も多いかもしれません。
あの曲はクラシックで有名なショパンの「ポロネーズ第6番変イ長調」という、通称「英雄ポロネーズ」という曲です。
引用元:YAMAHA
学校の音楽の授業であったり、ドラマやアニメなどでよく使用されていますね。
この「英雄ポロネーズ」はピアニストの中でも難易度は高い曲だと言われています。
「子どもの頃に習ってたきりで…久しぶりに鍵盤を触った」という人が、CMのために短期間で練習して弾けるようになるというのは難しいようですね。
【綾瀬はるか】ピアノを演奏できた理由は?CMのからくりを調査!
引用元:マイナビニュース
では、子どもの頃にピアノを習っていた程度の綾瀬はるかさんが、なぜあんなにピアノを弾けたのでしょうか?
CMの後半でヒントが出て来ましたが、実はあのCMで実際にピアノを弾いていたのは、綾瀬はるかさんではなくプロのピアニストである角野隼斗(すみの・はやと)さんです。
引用元:YAMAHA Make Waves
角野隼斗さんは2017年「ショパン国際コンクール in ASIA 大学・一般部門アジア大会」で金賞受賞などその他多くの賞を取っているそうなので、難易度の高い「英雄ポロネーズ」も角野さんなら問題ないですね。
コチラがCM撮影のメイキング動画です。
撮影の裏側が分かりましたね。
このように綾瀬はるかさんは豪快にピアノを弾く演技をしていただけで、手元は合成だそうです。
今の時代、合成はあまり珍しくはないですが、この綾瀬はるかさんのピアノシーンには他に大きなポイントがあります。
【綾瀬はるか】ピアノを弾くシーンの本当の意味は『遠隔で共同作業』
難易度の高い名曲「英雄ポロネーズ」を楽しそうに弾く綾瀬はるかさん。
実際は、プロのピアニスト・角野隼斗さんの演奏だとわかりました。
では、合成をしてまでなぜこのようなシーンをアピールしたのでしょうか。
実はこのCMは、NTTdocomoが現在開発中の未来の技術をイメージ化したものだったのです。
その未来の技術とは、簡単にいうと「遠隔で共同作業をする」ということです。
引用元:Real Sound
それを踏まえて今回のCMを見てみましょう。
【docomoのCM】遠隔でピアノを弾くとは?
引用元:Real Sound
他の場所で「英雄ポロネーズ」を弾いている角野さんと、実際にステージ上でピアノを弾いている綾瀬はるかさん。
引用元:Real Sound
遠隔で動きがシンクロする技術が未来で完成した場合、角野さんの手元の動きがそのまま違う場所にいる綾瀬はるかさんの手元に伝わり、綾瀬はるかさんが本当にピアノを弾けてしまうということを表しているのです!
引用元:マイナビニュース
しかし、まだ遠隔で他人に「英雄ポロネーズ」を演奏させるほどの技術はないそうです。
そのため、CMでは合成を使ったんですね。
【調査】docomoが開発中の技術とは?
引用元:日経ビジネス
このdocomoの新CMは「6Gで人間拡張という少し先の未来の技術」がテーマだそうです。
「6G」とか「人間拡張」とかなんだか聞きなれない言葉ですね。
2020年春からスタートとした「5G」がスマホなどで普及されつつありますが、このdocomoCMの「6G」とは、もう1段階進んださらにもっと先のお話になります。
そして「人間拡張」ですが、これには4つの種類があるようです。
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身体能力の拡張
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存在の拡張
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知覚の拡張
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認知能力の拡張
今回綾瀬はるかさんがピアノを弾いていたシーンは、この中の「存在の拡張」をイメージ化したものだそうで、これが「遠隔で共同作業」にあたるようですね。
NTTdocomoは、この技術をピアノを使って表現したというわけです。
【未来の技術】docomoだけじゃない?政府が掲げる「ムーンショット目標」
引用元:emoon
人間拡張などの未来の技術は、NTTdocomoだけが開発しているのではありません。
このCMが流れた際に「ついにムーンショット計画が始まった」という声が上がっているようです。
これは「ムーンショット目標」のことで、内閣府が2030年・2050年に向けて進めている社会の未来像になります。
AIやロボットなどのテクノロジーをもっと発展させていくための目標や計画がまとめられているそうです。
ざっくりいうと、近年はインターネットの普及でとても便利な世の中になりましたが、もっともっと便利な社会を作ろう!ということですね。
そして、今回docomoがCMで紹介した人間拡張とは、そういう未来で期待されている技術の1つなのです。
私たちの未来は、一体どんなことになるんでしょうか?!
【未来の技術】綾瀬はるかのdocomoのCMが怖すぎるとの声も!
引用元:docomoCM&MOVIEギャラリー
この撮影後のインタビューで、綾瀬はるかさんは「そういう技術があったらすごく楽しいだろうなっていう風に思いました。」と語っていました。
しかし、実際にこのCMを見た人たちからは「怖い」といった意見も出ています。
怖いや不安との声がたくさんありますね。
この技術について、@Niftyニュースによると
他人の動きをそっくりそのまま自分の動きのようにしてしまうという「人間拡張技術」を用いれば、綾瀬さんのように、初心者でもピアノを弾くことが可能に。
このほかにも、様々なスキルを自分の中に落とし込むことができるため、今まで体験できなかったことが簡単にできるようになる時代がすぐそこまで来ているのです。
ただ、一方で視聴者が指摘しているように悪用されるケースも考えられるこの技術。
メリットでデメリットが書かれてありました。
なんでもそうですが、便利なものはその反面、悪用されると大変なことになりますよね。
そこから不安の声が出たようです。
これを踏まえて、今後はどんな対応がされていくのか注目ですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は綾瀬はるかさんのピアノ演奏が話題になった件についてまとめてみました。
実は未来の技術だったなんて驚きですが、よりよい社会になると期待したいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。