男子フィギュアスケートで有名な鍵山優真選手。
父親であるフィギュアスケート元日本代表の鍵山正和さんは脳梗塞を発病し、現在左手足に麻痺があり、杖や車椅子生活を送っていると噂になっています。
また、父子家庭であることも噂になっています。
今回は、鍵山優真さんの父親である鍵山正和さんが脳梗塞を発病した時期や経緯、左手足の麻痺などの後遺症などについて調べてみました。
目次
【鍵山優真の父親】鍵山正和プロフィール
名前 : 鍵山 正和 (かぎやま まさかず)
生年月日 : 1971年4月12日
出身地 : 愛知県名古屋市
職業 : フィギュアスケートコーチ
鍵山優真さんの父親・正和さんは、現役時代にはオリンピック出場2回・世界選手権に4回出場されています。
フィギュアスケート選手として現役を引退した後、1994年〜2005年までにプロ転向をし、活動していました。
その後、2005年からは富士スケートセンターや横浜銀行アイスアリーナで、フィギュアスケートの指導を専門に行うリンク専属のインストラクターとして仕事をされています。
そして、現在は息子である鍵山優真さんのコーチとして活躍されています。
【鍵山優真の父親】いつ脳梗塞を発病して、車椅子生活をしてる?
そんな、鍵山優真さんの父でありコーチである鍵山正和さんですが、優真さんにとってはかけがえのない存在です。
小さい頃から家でもフィギュアスケートの話をしており、長野県から横浜へ拠点を移した際にも鍵山優真さんのそばには父の存在がありました。
しかし、2018年6月23日(当時43歳)ジュニアグランプリシリーズ派遣選考会で演技を終えた直後、病に倒れました。
鍵山優真さんは当時中学3年生であり、相当なショックを受け、「あまり状況が理解できなくて。気づいたらお父さんが病院にいた」と話されています。
当時もう1人のコーチ・振付師としてそばにいた佐藤さんは、「一度も泣き言を言わなかったし、しょげていたこともなかった。お父さんへの思いをひしひしと感じた。」と話されています。
後輩の面倒を見たり、自分で練習メニューを組み立てたりしていたようで、精神的な強さを感じますね。
当時の報道では、「倒れた」という情報のみで、病名は明かされませんでした。
そのため、世間では「脳梗塞では?」という声が出てきたようです。
【病気解説】父は脳梗塞ではなく、脳出血だった!
父親の病名は、脳梗塞ではなく、「脳出血」が正しい情報です。
命はとりとめましたが、左半身に麻痺が残ってしまいました。
脳出血はこのような症状です。
- 脳梗塞:血液が脳内に十分に行き渡らずにその部分が死んでしまい障害を引き起こす
- 脳出血:脳内の小さな血管が切れてそこから出血し、脳を壊してしまう
引用:https://kekkan-kenko.com/medical/mt03/
脳の病気にはいろいろあり、脳出血ははまさに脳の血管が切れてしまうようです。
そんな、脳出血はどこの血管が切れたかで現れる症状が違うそうです。
脳の左側を出血すると右半身に麻痺が残り、脳の右側を出血すると左半身に麻痺が残ります。
そのため、鍵山正和さんの場合左半身に麻痺が見られるため、脳の右側を出血したと考えられらます。
半年間の入院生活を経て、またコーチとしてリンクに戻ってきました。
【脳出血】移動手段は杖と車椅子
コーチとして戻ってきましたが、やはり左半身に麻痺があるため、移動する際には杖や車椅子を利用されています。
2021年3月に行われたフィギュアスケート世界選手権には車椅子を押す鍵山優真さんの後ろ姿が報じられています。
では、詳しく後遺症の程度について見てみましょう。
【鍵山優真の父親】後遺症の程度・回復の見込みはある?
鍵山正和さんの脳出血による後遺症の程度を詳しく見てみましょう。
移動の仕方や車いすの生活風景など詳しくご紹介します。
近距離の移動は杖歩行
リンク周りや短い距離の移動には杖を使っている姿が見られます。
長距離の移動は車椅子
2021年3月の世界フィギュア(ストックホルム)では、鍵山優真さんが車椅子を押す姿が報じられました。
長距離の移動となると、歩行が困難なようですね。
左手の麻痺
左手は写真のように握られていることが多いです。
拘縮で手を広げられなくなっているように思います。
左足の麻痺
左足には、装具を付けていることが写真を見て分かります。
現在もリハビリを続けておられるようですが、これらの麻痺は完全に完治することは難しいようです。
しかし、リハビリを継続することによって、拘縮を軽減・維持することはできるので、今後もリハビリを継続されると思われます。
【鍵山優真の父親】父ひとり子ひとり生活の父子家庭だった!
鍵山優真さんの父親・正和さんについて、脳出血のために杖や車椅子生活をしていることも噂されていますが、離婚されていることも噂されていました。
2021年4月7日女性自身の記事で、以下の事実が明らかになりました。
正和さんには離婚歴があり、シングルファザーとして鍵山選手を育てたという。父ひとり子ひとりの生活は、2人の絆を強めていったが、かつての鍵山選手には、父への“甘え”もあったようだ。
女性自身 「僕が頑張れば治る…」鍵山優真を強くした父の脳出血入院 2021.4.7
家事も全て父親の正和さんがされておられ、朝も起こしてもらっていたようです。
脳出血で倒れた際の心境について、父親の正和さんは「コーチとしての役目だけではなくて、親としての務めをこの体で果たしていけるのだろうかとすごく不安だったし、氷の上に立てない状態で役に立っているんだろうか」と心境を話されました。
自分のことだけでなく、息子の優真さんのことも考え、相当な不安を抱えていたのでしょう。
そんな精神的にも体力的に辛かった時期を支えたのは、息子である鍵山優真さんでした。
スケートリンクを元気に滑る姿を見ることで、励まされたそうです。
また、半年間の入院期間中にはLINEを使って指導もされておられ、技術のアドバイスを続けておられたそうです。
こまめにジャンプの動画を撮っては正和にLINEで送り、返ってきたアドバイスをもとに練習を繰り返す。「良い報告をしたいとずっと思っていたので、お父さんがいなくても頑張れた」
日本経済新聞 父が倒れても「頑張れた」 フィギュア鍵山優真(下) 2020.10.25
このような辛い時期があったからこそ、更に親子の絆が深まったでしょう。
お互いが支え合える素敵な親子関係ですね。
鍵山優真と父ネットの声
お父さんがリハビリ中なんだということが分かりましたね。
ネットの声もご紹介します。
リハビリについては『知らなかった!』の声が多かったです。
しかし、これを知った今は素敵な親子愛に感動しますね。
まとめ
今回は、鍵山優真さんの父親である鍵山正和さんの病気(脳出血・左半身麻痺)になった経緯や病状、家庭生活について調べてみました。
北京2022オリンピック冬季大会への出場が決まり、更に注目を集めています。
次世代のスケート選手として今後の活躍を期待したいですね。
また、父親正和さんのコーチ業としての今後の活躍も期待したいです。