フリースタイルスキーのモーグル選手である川村あんりさん。
川村あんりさんは若くしてモーグルの期待の星と目されていた人物で、2022年には北京2022オリンピック出場を果たしました。
そんな川村あんりさんに対し、SNSなどでは「もしかしてハーフ?」と疑問の声が上がることがたびたびあります。
今回は川村あんりさんがハーフと言われる理由や、川村あんりさんのご両親について調査しました。
目次
【モーグル】川村あんりはハーフ?ハーフと言われる理由3選!
まず「川村あんりさんはハーフか?」ということですが、結論として川村あんりさんは純粋な日本人です。
生まれは東京都であり、国籍も日本でご両親も日本人です。
本人もInstagramにて以下のように発信していました。
No!I’m fully japanese(いいえ!私は完全に日本人です!)
しかし初めて見たりニュースなどで拝見したりすると、ハーフっぽいと感じますよね。
川村あんりさんがハーフと思われる理由は、以下の3つと言われています。
- 顔立ち
- 英語に堪能
- SNSの投稿が英語
上から順に見ていきましょう!
【理由①】顔立ちがエキゾチック!
初めて川村あんりさんのお顔を見たとき、どのように感じたでしょうか?
よく見かける日本人とは少々印象が異なるかもしれません。
どことなくエキゾチックな雰囲気があると思いませんか?
川村あんりさんのご両親は北海道出身なのですが、実は北海道は縄文人の血を受け継ぐ人の割合が多いそうです。
縄文人の特徴を持った顔立ちは、「縄文顔」と言われることがあります。
縄文顔はこんな顔です。
「縄文顔」の特徴のうち、いくつか絞って挙げると以下の5つがあります。
- 顔が濃い
- 堀が深い
- 二重まぶた
- 唇が厚い
- 口元が出ていない
川村あんりさんも「二重まぶた」「唇が厚い」など、当てはまりそうな特徴がありますね!
Twitterでもハーフだと思っていた方の呟きがありました。
https://twitter.com/nm52553235/status/1489181111871700999
「縄文顔」はフィリピンやインドネシアなどの人々によく見られる特徴ですので、ハーフのように感じるのはある意味自然かもしれません。
【理由②】英語に堪能!通訳なしでインタビューできる!
川村あんりさんがハーフと言われるふたつめの理由は、非常に英語がお上手ということです。
川村あんりさんは通訳を通さずに英語でインタビューの受け答えができるのですが、とても流暢に会話できます。
インタビューを英語で受け答えする日本人選手はまだまだ多いとは言えないため、ニュースなどで見ると驚かれることでしょう。
これほどスムーズに話せるため、「もしかしてハーフ?」「外国育ち?」などの疑問が湧くのかもしれません。
しかし川村あんりさんは生まれも育ちも日本のため、英会話は個人的に学んで習得したものと思われます。
【理由③】Instagramを英語で投稿している!
前述の理由と似ていますが、Instagramへの投稿文が英語という点もハーフと思われる理由と考えられます。
英語に関しては「読み書きはできるけど話せない」など、同じ英語でも、できること・できないことがある人は多いのではないでしょうか?
ところが川村あんりさんは英会話ができるうえに、読み書きもできます。
上記の画像はInstagramのもので、2022年の新年の挨拶の投稿です。
こちらのInstagramは大会終了後に友人と春スキーに行った際の投稿です。
どちらもしっかりと英語でコメントを投稿されていますね!
とはいえ、最初から英語で投稿していたわけではありません。
投稿を始めた2018年などは日本語での投稿が多かったため、勉強して読み書きもマスターしたのではないでしょうか。
ハーフと思われてしまうぐらい英語ができるようになったのも、努力の賜物かもしれません。
【モーグル】川村あんりの両親も元選手?経歴などを調査!
幼い頃からスキーをしていた川村あんりさん。
実はご両親はアイスホッケーの元選手という、ウィンタースポーツのサラブレッドです。
そんな川村あんりさんの家族構成は以下の通りです。
- 父:川村 修一(しゅういち)
- 母:川村 綾子(あやこ)
- 本人:川村 あんり
どうやら三人家族でご兄妹はいないようです。
次に川村あんりさんのご両親である川村修一さんと川村綾子さんについて紹介します。
【顔画像】父・川村修一さんは元アイスホッケー選手・元コーチ!
川村あんりさんの父・川村修一さんは、かつて存在していた「西武鉄道アイスホッケー部」というアイスホッケーの元実業団選手です。
所属チームはアイスホッケーの強豪。
そこで12年間もプレイしていた事実に加え、日本選手権などに出場していたことから相当の実力なのでしょう。
また、実業団のコーチを担当していたこともあります。
上の画像は2006年9月の新チーム名発表の資料で、赤枠部分にコーチとして名を連ねていますね。
元プロ選手として子供に同じ道を進んでほしかったのでは?と思う方もいるかもしれませんが、川村修一さんは気にしていなかったようです。
「誘導する気持ちはなかった。やりたいといえば当然サポートをしたけれど、スキーのほうに興味を示したので」
引用元:日刊スポーツ
娘が興味を持ったスキーを全力でサポートした川村修一さんは、とても理解あるお父さんですね。
【顔画像】母・綾子さんは元アイスホッケー選手!
川村あんりさんの母・川村綾子さんもまたアイスホッケーの元実業団選手で、「コクドレディース」というチームに所属していました。
おそらくアイスホッケーを通じて夫・川村修一さんと出会ったのでしょう。
川村修一さんと同じく、娘のやりたいことを全力でサポートしていたようです。
仕事の関係で東京を離れられない夫に代わり、川村あんりさんと一緒に新潟に移り住みモーグルの練習を支援しました。
娘のスキー練習のために、以下のように理解を示したとのことです。
「中途半端になるより、冬は湯沢に滞在して、ずっとスキーをやろう」
引用元:毎日新聞
また夫婦ともどもアイスホッケーの元選手とあって、好きなスポーツに志を高く持って打ち込むことを激励したようです。
川村あんりさんが世界を相手に競う選手になったのは、本人のたゆまぬ努力はもちろん、ご両親の支援あってこそかもしれません。
【川村あんり】プロフィール
名前:川村あんり
生年月日:2004年10月15日
生誕地:東京都東久留米市
出身地:新潟県南魚沼郡湯沢町
国籍:日本
高校:日本体育大学桜華高等学校
川村あんりさんがスキーの世界に踏み込んだのは3歳のときです。
スキー愛好家の祖父母の影響だったようで、なんとモーグルは4歳から始めました。
新潟県に移り住む前は、祖父が所有している新潟県のリゾートマンションを拠点にし、滑るために東京から赴いていたという話も。
また、スキーはお金がかかるスポーツですので、川村あんりさんのご家庭はとても裕福なのかもしれませんね。
【モーグル】現在までの実績
最後に、川村あんりさんの現在までの実績を紹介します。(※選手権大会は除外、5位以上の入賞のみ列挙しています)
- 2022年:北京オリンピック 5位
- 2021年:FISワールドカップ フランス モーグル 2位
- 2021年:FISワールドカップ スウェーデン モーグル 優勝
- 2021年:FISワールドカップ アメリカ モーグル 2位
- 2020年:FISワールドカップ スウェーデン デュアルモーグル 3位
- 2020年:FISワールドカップ スウェーデン モーグル 2位
- 2020年:FISワールドカップ カザフスタン デュアルモーグル 5位
- 2020年:FISワールドカップ 日本 モーグル 5位
- 2019年:FISワールドカップ 中国 モーグル 5位
- 2019年:FISワールドカップ フィンランド モーグル 2位
- 2018年:第89回宮様スキー⼤会国際競技会 2位
- 2018年:JOCジュニアオリンピックカップ 優勝
北京2022オリンピックでは5位となり、惜しくも入賞には届きませんでした。
しかしその一方で自分自身、成長できていると実感している様子。
すでに次の大舞台を視野に入れて前を見据えているため、今後ますます成長が加速するかもしれません!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は川村あんりさんがハーフと言われる理由やご両親、プロフィールについて紹介しました。
北京オリンピックの試合は終わりましたが、今後もモーグルのトップアスリートとして腕を磨くことと思われます。
これからどのような活躍を披露してくれるのか注目です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。