2022年5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜平さんの死去に衝撃が走りました。
上島竜平さんといえば「真犯人フラグ」での演技が恐怖を感じるとの声も多く、話題となりました。
今回は共感力の高さをはじめとする、上島竜平さんの演技上手い理由についてまとめてみました。
目次
【上島竜平】演技上手い理由5選!
上島竜平さんが「演技が上手い」と言われる理由を5つ挙げてみました。
それがコチラ。
- 共感力の高さ
- 元々は俳優志望だった
- 表情が豊か
- 声の強弱やトーンの使い分けが上手い
- リアルを追及するコントの経験
それでは1つずつみていきましょう。
演技上手い理由①共感力の高さ
演技が上手い理由の1つに「共感力の高さ」があります。
「共感力」の「共感」とは、他人が抱いている「悲しい」や「嬉しい」といった感情を、観察者である自分が見て、自分も同じような感情になる事です。
引用:Oggi.jp
上島竜平さんは芸人仲間に慕われ、「竜平会」という集まりが定期的に開かれるほどの人望がある人です。
それは共感力が高く、他者の気持ちに寄り添える人だからこそなのかもしれません。
演技上手い理由②元々は俳優志望だった
お笑い芸人・リアクション芸人として大人気の上島竜平さんでしたが、過去には俳優を志望していた時期もあったようです。
「昔、役者をやりたくて劇団に入ったことがあって。パントマイムをやったときに声を出してしまって辞めたという暗い過去があるんです」と意外な過去を告白した上島だったが、そんな役者・上島竜兵について中尾監督は「以前に上島さんとショートフィルムでご一緒して。芸人としてでなく、俳優として素晴らしいお芝居をされているなと思っていました」と称賛。
引用:シネマトゥデイ
俳優志望で劇団に所属した経験が、生かされているのかもしれません。
また、一度諦めた演技のお仕事だからこそ「上手くなろう」と上島竜平さん自身が努力されていたのかもしれませんね。
演技が上手い理由③表情が豊か
上島竜平さんは熱湯風呂などのリアクション芸を得意とし、とても表情が豊かな方です。
ドラマなどの演技ではセリフだけでなく、表情のみで心情を視聴者に伝えなければならないこともあります。
そのため、上島竜平さんの芸風によって培われた表情の豊かさは演技にも影響を与えていたと思われます。
演技が上手い理由④声の強弱やトーンの使い分けが上手い
演技をする上で声の強弱や声のトーンを使い分けることは重要です。
その役柄の複雑な気持ちを声で表現することが視聴者を惹きつけるからです。
上島竜平さんはこれまで、リアクション芸やコントで声の強弱などの上手く使い分けていたため、それが演技力にも生かされていたと感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=Xb-8cZX0YO8&t=275s
こちらはコントの映像をまとめた動画です。
内容はもちろん声の強弱やトーンの使い分けに注目です。
演技が上手い理由⑤リアルを追及するコントの経験
ダチョウ倶楽部といえば「志村けんのバカ殿様」でのコントも有名ですが、そのコントでの経験も演技力に活かされているようです。
「とことんリアルを追求していました。酔っ払いが最終電車に乗るシーンは『その男がなぜ酔っ払っているのか。会社をクビになったのか。娘が嫁に行くのか。それによって絡み方が変わるんだよ。そこから作り込まなくちゃ』って。
引用:FLASH
これは「バカ殿様」のコントに対するインタビューです。
演じる役の背景を考えて演技するという部分では、コントもドラマも同じなのかもしれません。
【動画】真犯人フラグでの存在感と恐怖の声
上島竜平さんが演じたのは、強羅誠という謎の男でした。
これまでに見たことがない恐怖を感じるほどの上島竜平さんの表情、存在感のある演技に注目が集まりました。
上島竜平の演技力の評価
最近の上島さんは俳優としても存在感を示しており、「真犯人フラグ」では謎の男・強羅を演じ話題に。黒づくめの衣装で不気味な笑みを浮かべる存在に、ファンはくぎ付けとなった。
引用:デイリースポーツ
上島竜平さんの「真犯人フラグ」での演技は高く評価されていました。
高野氏は「『やわらかい』という印象でした。初対面の若造にも、ふにゃっとした顔で温かく接してくださいました。そんな方だからこそ、あの恐ろしい役ができたのだと思います」と回顧。「色んなところで再三言ってますが、強羅くんに一番思い入れがあり、セリフを書くのが楽しかったです。それは上島さんのおかげです」と記した。
引用:モデルプレス
「真犯人フラグ」の脚本家・高野水登氏も「いつかまた、この方のセリフを書きたい」と思うほどだったそうです。
【動画】真犯人フラグでの演技
では、実際に「真犯人フラグ」での上島竜平さん演じる強羅誠を見てみましょう。
10話ダイジェスト(5分21秒あたり)で一瞬だけ映る強羅(上島竜平さん)の笑いは狂気に満ちていて、恐怖を覚えます。
https://www.youtube.com/watch?v=6owlBvuepPE&t=319s
こちらは15話ダイジェストで、3分30秒からの強羅の登場シーンとなります。
https://www.youtube.com/watch?v=oX1dXQbLmvY&t=213s
19話ダイジェスト5分48秒あたりにも登場しています。
https://www.youtube.com/watch?v=uqoY06_E1qE&t=349s
セリフこそないものの、その表情の演技から「怪演」と評価されているのも頷けます。
【上島竜平】歴代出演作品と演技力に関するSNSの声
上島竜平さんは芸人でありながら数多くのドラマ・映画に出演されてきました。
主な歴代出演作品
怪物くん(2010年)オオカミ男役
劇場版 タイムスクープハンター-安土城 最後の1日-(2013年)島井宗叱役
地獄先生ぬ〜べ〜(2014年)小豆あらいの父役
5→9〜私に恋したお坊さん〜(2015年)桜庭満役
決算! 忠臣蔵(2019年)早川惣介役
SUPER RICH(2021年)春野良次役
真犯人フラグ(2021-2022年)強羅誠役
数々のドラマ・映画に出演されてきた上島竜平さん。
ですが、「真犯人フラグ」の役はこれまでとはかなり違うものだったようです。
「今までも映画やドラマに出させていただきましたが、芸人の延長の役が多かったんです。たとえばダメ男みたいな。今回は真逆。役作りは難しかったですね。どう役作りをしたか聞かれると困るけど(笑)。それに、まわりはテレビで見たことがある俳優さんばかり。緊張しました」
引用:FLASH
上島竜平さんの演技力に関するSNSの声
上島竜平さんの訃報のニュースとともに、SNSではその「演技力」についての声が多く書き込まれていました。
上島竜兵さんが亡くなられたなんて。
悲しい。。
まだお若いのに。
真犯人フラグの演技が良かったので、何年後かには「この人お笑い芸人だったんだ」と言われるような凄みがあった。
優しく責任感が強い方だったのだろうな。
ご冥福をお祈りします。#スッキリ#上島竜兵さん— nooyoon (@nooyoon1) May 10, 2022
https://twitter.com/s_nofannoco1126/status/1524249862635540480
https://twitter.com/okaamw/status/1524546058344222720
上島さん、怪物くんで貴方を知りました。演技もコントも全てが面白くて大好きな大野くんとの絡みも最高でした。
ご冥福をお祈りします。— チョビ (@two_3104_arashi) May 10, 2022
「まだまだ上島さんの演技を見たかった」という声が多く聞かれました。
まとめ
いかがでしたか。
芸人としても俳優としても、ますます活躍が期待されていた上島竜平さん。
ご冥福をお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。