相撲

【動画】宇良(相撲)珍技のデパート6選!反り技や吊り出しがヤバい!

アクロバット相撲で有名な大相撲の宇良力士。

公称176cmと小柄ながら、反り技や吊り出しがヤバいと人気を博しています。

今回は、そんな珍技のデパート宇良力士の珍技6選を動画付きでご紹介します。

【動画】宇良の珍技のデパート6選

宇良

レスリング経験を活かした珍技を繰り出す相撲で、入門前から注目されていた宇良力士。

ピンクの廻しがトレードマークで有名です。

2021年には、珍しい技を繰り出す力士に与えられる「技能賞」を受賞しました。

そんな珍技のデパート宇良力士の珍しい技6選はコチラです。

  1. 居反り
  2. 送りつり出し
  3. 後ろもたれ
  4. 首捻り
  5. 腰投げ
  6. たすき反り

それでは、1つずつ見ていきましょう。

宇良の珍技①居反り

宇良

まずは「居反り」です。

直近5年間、約7万回の取組で、わずか8回だけしか見られない珍しい技。

決まり手ランキングでは、82手のうち64番目に珍しい決まり手です。

宇良

腰を低く落とし、相手が上にのしかかるようにしてきたとき、両手で相手のひざのあたりを抱えるか、押し上げて後ろに反って相手を倒して勝ちます。滅多に見られない大技です!

引用元:日本相撲協会

宇良力士が決め手としたのは、2020年の11月場所。

十両以上で、居反りで白星を挙げたのは27年ぶりの珍手となりました。

「ついに出たというか、何とも言えないですね」と照れ笑うが、鮮やかだった。後ろ向きの不利な体勢から、プロレスでいうバックドロップのように相手をなぎ倒した。

引用元:日刊スポーツ

相撲協会の公式にも「滅多に見られない大技です!」とあるほど、珍しい決まり手。

宇良の珍技②送り吊り出し

宇良

2つ目は「送り吊り出し」

直近5年間で、たった3回しか見られていない大技です。

決まり手ランキングは72位。

宇良

相手の後ろに回り、相手の身体を持ち上げてそのまま土俵外へ出して勝ちます。

引用元:日本相撲協会

宇良力士が決まり手としたのは、2021年の9月場所。

幕内では2005年に当時の横綱・朝青龍が決めて以来の16年ぶり

がっしりとした体つきから怪力を発揮した宇良の相撲に、視聴者からは「おわっ!すごい」「パワフル!!」「宇良すげえ筋肉してる」「なんつー技だ」「パワー炸裂」と興奮気味の声が続々と寄せられた。

引用元:Yahooニュース

176cmと力士としては大きくない体での怪力ぶりに、館内にはどよめきが起こりました。

宇良の珍技③後ろもたれ

宇良

3つ目は「後ろもたれ」

5年間での決まり手回数は14回、決まり手ランキングは56位です。

宇良

相手に背を向け、もたれこむようにして相手を土俵から出したり倒したりして勝つ事を言います。
意識してかける技というより、流れの中で偶然決まる技と言えます!

引用元:日本相撲協会

宇良力士が決め手としたのは、2020年の11月場所。

9日前に白星を挙げたばかりの大技、居反りを狙ったものの不発。

しかし、そのまま背中で押し出すような流れで決まりました。

宇良の珍技④首捻り

宇良

4つ目は「首捻り」

5年間での決まり手回数は20回、決まり手ランキングは50位です。

宇良

片手で相手の首を巻き、一方で相手の差し手をつかみ、左右のどちらかへ相手をひねり倒して勝ちます。
劣勢に回った時の逆転技です!

引用元:日本相撲協会

宇良力士が決め手としたのは、2020年の7月場所。

相手の圧力に押し込まれて体が浮くも、土俵際で上手く体を回り込ませての首捻り

 

宇良は「あれは負けてましたね」と反省。最後の逆転技も「たまたま結果では勝つことができたが、実力で勝った気はしない」と振り返った。

引用元:日刊スポーツ

宇良の珍技⑤腰投げ

宇良

5つ目は「腰投げ」

5年間での決まり手回数は3回、決まり手ランキングは71位です。

宇良

組み手の上手、下手にかかわらず、深く腰を入れて相手の体を自分の腰に乗せ、相手を投げて勝つことを言います。まわしを取らないで投げることもあり、腰に乗せて投げて勝てば「腰投げ」となります!

引用元:日本相撲協会

宇良力士が決め手としたのは、2016年の5月場所。

大技の居反りを仕掛けるも失敗し、逆に後ろから回り込まれて大ピンチに。

しかし、そこから腰に乗せるようにして投げ飛ばし、衝撃の逆転劇となりました。

 

宇良の珍技⑥たすき反り

宇良

最後の6つ目は「たすき反り」

5年間での決まり手回数は5回、決まり手ランキングは66位です。

宇良

相手の差し手のひじを抱えて、その腕の下をもぐり込んで腰を落とし、一方の手で相手の足を内側から取って、たすきを掛けるようにして相手を後ろに反って倒して勝ちます!

引用元:日本相撲協会

宇良力士は、2017年の初場所1月に、関取最重量202キロの天風を相手に決めました。

これは決まり手を発表し始めた1955年以降、十両以上としては史上初となる幻の大技

【番外編】宇良の珍技はまだある!技の幻「撞木反り」

宇良

番外編として紹介するのは「撞木反り(しゅもくぞり)」です。

1955年に決まり手が発表されて以来、イベントですら出たことがない幻の大技

5年間での決まり手回数は、なんと0回!

写真からも大技の迫力が伝わってきます。

宇良

「たすき反り」と同じ形で入って、相手を肩にかつぎ上げてから後ろに反り倒して勝つ大技です!

引用元:日本相撲協会

実は宇良力士、大学時代に幻の大技「撞木反り」で勝利しています。

当時はまだ学生で相手の体格も小さく、技も掛けやすかった要素もあります。

とは言え、大相撲の歴史で1度も出ていないとあれば、ぜひ見てみたいですよね。

【業師】宇良は実は基本に忠実な正統派!

宇良

宇良力士は、アクロバット相撲で有名ですが、実は基本に忠実な正統派力士なんです。

対戦するどの力士も「前に出る力が相当ある」と口を揃えるほどの圧倒的な怪力ぶり。

そのパワーは、握力測定の針が振り切れる脅威の握力100kgオーバー!

現在も寝屋川市連盟で指導に当たる菊池弘至氏は、「アクロバティックとか言われていますけど、押す力がなければ幕内では通用しません。これまで地道に積み重ねた稽古が、今の成績に表れているのだと思います」と、徹底してきた基本が出世の礎(いしずえ)になっていることを明言する。

引用元:web Sportiva

小さな体から繰り出される数々の大技は、地道な努力が実を結んだ結果のようですね。

宇良のプロフィール

宇良

四股名:宇良和輝(うら かずき)※本名々

生年月日:1992年6月22日

出身:大阪府寝屋川市

身長:176cm

所属部屋:木瀬部屋

得意技:押し・足取り

4歳で相撲を始めて、寝屋川相撲連盟で厳しい指導を受けました。

小学校3年生からレスリングも開始。これが後の「アクロバット相撲」に繋がります。

相撲部屋に入門後は、技能賞を受賞するなど技のデパートとして活躍

2022年には自己最高位の西前頭筆頭に更新し、悲願の新三役に期待がかかっています。

まとめ

今回は技のデパート宇良力士の珍技6選をご紹介しました。

大相撲の歴史に刻む、幻の大技「たすき反り」が衝撃的でしたね。

一方で、意外にも相撲は正統派で、握力は驚きの100kgオーバーでした。

今後も勝ち負けだけじゃない、おもしろい相撲にも期待したいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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