2022年1月10日、宇良と正代の大相撲初場所2日目。
正代に押され、宇良は後頭部から勢いよく土俵下へと落ち脳震盪に。
今回は大事には至らなかったようですが、過去に怪我人も出ているのになぜ安全対策しないのでしょうか?
実際に宇良と正代の動画も見ていきましょう。
目次
【動画】宇良(相撲)が正代に押され脳震盪!
引用元:NHK
日本の伝統的なスポーツ、相撲。
力士の方々の取組にはつい目を奪われてしまいますよね。
しかし、今回大事故になりかねない試合があり話題になっています。
その、内容はコチラです。
前日まで「0勝1敗」の宇良はこの日、同「1勝0敗」の大関・正代と対戦。立ち合いから左を差され圧力をかけられた宇良は、右に動いて揺さぶりを狙う。しかし、冷静に足を運び対応した正代には通用せず、そのまま一気に土俵外へ押し出された。
引用元:エキサイトニュース
そして外に後頭部から落ちるのです。
では、実際の動画はコチラです。
【宇良大丈夫か・・・】#宇良 - #正代#大相撲 #初場所 二日目
十両・幕内の全取組 結果と動画はこちら👇https://t.co/sPQsfLQgdT
宇良の特集記事はこちら👇https://t.co/uEycy726V1#NHK大相撲 #sumo #nhksumo pic.twitter.com/qnJb8Dye14
— nhksumo (@NhkSumo) January 10, 2022
こちらの動画で見ることができる取組ですが、見た際ヒヤッとしました…
倒れてから少しの間、立ち上がることができず立ち上がっても動きがフラフラとしていて普通とは思えない状態です。
しかし、近くにいた勝負審判も駆け寄った呼出しも、脳震盪を起こした可能性の高い宇良を強く制することはなかった。こんな時は、「動かさない」が鉄則ではないか。
引用元:デイリー新潮
これはどういうことなんでしょうか。
勝負審判も駆け寄った呼び出しも、強く制することはしなかったというのです。
脳震盪が起こったのであればすぐ安静にし、動かさないようにするべきですが宇良自身で土俵に上がり、お辞儀しようとしますがふらつき救護されました。
宇良の相撲はやっぱり良いな。
昨日の脳震盪は心配だったけど、大丈夫そうで良かった。
— Tsubasa.T (@anselmotoyo) January 11, 2022
ダイナミックな取組に改めて相撲の良さを感じるものの、見ていた方も心配だったようです。
その時意識があっても、打ったところが頭ということであれば今後症状が現れるかもしれませんよね。
宇良が脳震盪だったならば本日は強制的にでも休場させるべきだった。
しかしながら、今日の宇良は取り直しの相撲で貴景勝の意表を突いて右に変化。これでは決まらなかったが大関が反撃する前に大関を倒した。
地獄から這い上がってきた男はただ者ではなかった。#sumo— 駒場恵朗 (@Komaba_Megrock) January 11, 2022
翌日にはもう土俵に上がられていたようです。
プロ意識がすごいと思いますが、心配になりますよね。
【脳震盪】原因は土俵周りの狭さ!
引用元:デイリースポーツ
脳震盪の原因は『土俵の周りの狭さ』にあるようです。
プロもアマも土俵自体は同じ直径4メートル55センチ(15尺)の円だが、その周りを囲む四角い土の部分、いわば舞台のスペースが大相撲では1辺6メートル70センチと規定されている。数字を差し引くと、最も狭いところでも土俵際から1メートル以上余裕のある計算だが、6メートル70センチは、台形状に土が盛られた底辺の長さ。だから、台形の上辺、つまり「土俵上」のスペースはかなり狭くなる。目視で言えば、徳俵のある四辺の中央部分は、徳俵から土俵際の俵まで一足分の長さもない。
引用元:デイリー新潮
一足分もない狭さなんですね。
宇良が落ちたのは徳俵のすぐ右側だから、後ろ向きに倒れたらせいぜい腰のあたりまでが土俵上で、背中は土に着くことなく後方に投げ出される恰好になる。真っ逆さまに後頭部から転落するわけだ。
引用元:デイリー新潮
後頭部からの転落にはこんな原因がありました。
過去にも事故が起きているようですが、安全対策が気になりますよね。
これについても調査していきます。
【相撲】なぜ安全対策しない?過去に怪我も!
引用元:NHK
なぜ日本相撲協会は安全対策しないのでしょうか?
大相撲の土俵周りはとても狭くなっていて、いつか大事故になってしまう可能性がありますよね。
「大相撲は興行ですから、見栄えがいいよう高く狭くしてあると聞いています。観客にできるだけ近い場所で見てもらう目的もあるのでしょう。狭い方が観客もたくさん入れますしね」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d60d9d3abdc86d64f68cb65c4eaba75be05515bd?page=1
実は、土俵周りが狭くなっているのには、こんな理由がありました!
しかし安全の方が重要ですよね。
土俵周りを改善することはできないのでしょうか?
両国国技館の土俵は、言うまでもなく「聖地」のような存在だ。だから、アマチュアの最高峰を決める全日本選手権も、わんぱく相撲の全国大会も、この聖地を借りて、プロの土俵で行われる。選手も、そして指導者も父母も、聖地に立てる感激と光栄のため、狭さに不安を洩らしたり、改善を求めたりしないし、できない。だが、国技館の土俵は、聖地でありながら、明らかな危険を宿している。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d60d9d3abdc86d64f68cb65c4eaba75be05515bd?page=2
この『聖地』と呼ばれている場所。
聖地に立てるということで、不安や改善を求めたりはしないようですね。
せめて土俵下にクッションやマットを置くことはできないのでしょうか。
今のところそういった対策はされないようですね。
引用元:NHK
力士と観客が近いことは、確かに嬉しいですし見やすいです。
ただ、なにか対策を取った方がいいとの声も。
宇良さん大丈夫?かなりの脳震盪でしたけど病院行ったんでしょうか?前にもフラフラになりながらも取り直しとかありましたし、脳震盪に対しては相撲もNFL並みの対策を取った方が良いと思うのですが。
— アジェス モロクロワ (@morokurowa) January 11, 2022
ラグビーとかアメフトは脳震盪起きたときのルールが明確に決めてあるのに…
宇良の脳震盪は昨日出場させてよかったのだろうか。相撲協会は、短期間に続けて脳震盪起こしたらどうなるか知らないわけなかろう— まさっちょ (@masa_ccyo) January 12, 2022
【相撲】土俵周りの狭さは過去にも怪我人も
引用元:THE SANKEI NEWS
過去に実際大ケガされている力士もいました。
2年前に友風も同じく土俵から落ち大けがをしています。
その動画はコチラです。
https://youtu.be/21fwWlVKd2w
「2年前にも、幕内の友風が大ケガをしました。それなのに、相撲界にはまったく改善する動きがありません」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d60d9d3abdc86d64f68cb65c4eaba75be05515bd?page=2
幕内の友風、右膝関節脱臼で靱帯損傷を伴うと診断されました。
手術や入院もされたようです。
今後このような怪我人が増えないためにも、なにか安全対策を取ってほしいですよね。
宇良和輝プロフィール
引用元:NHK
- 本名:宇良和輝(うらかずき)
- しこ名:宇良
- 番付:前頭筆頭
- 生年月日:1992年6月22日
- 出身地:大阪府寝屋川市
- 身長:176cm
- 体重:147kg
- 得意技:押し、足取り
- 所属部屋:木瀬
レスリングの経験を活かした、珍しい技を繰り出す『アクロバット相撲』で有名な宇良。
今後もケガには気を付けて取組していってほしいと思います!
まとめ
いかがでしたか?
宇良の相撲動画は結構衝撃的なものでしたね。
脳震盪の後遺症がないことを願うばかりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。